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スイスの金準備売却禁止の国民投票の行方


スイスの金準備売却禁止の国民投票の行方
スイス中央銀行(スイス国立銀行)の金準備売却禁止の是非を問う国民投票が11月30日に行われます。

今回の国民投票では下記の是非が問われます。
①スイス中央銀行は、国外に保管している全ての金準備をスイスへ持ち帰る
②スイス中央銀行の全資産の20%を金準備とする
③スイス中央銀行の金準備の売却を行わない

金準備を全資産の20%まで引き上げるためには、1500トンの金をスイス中央銀行は購入しなければならないこととなります。
これだけの、金需要が発生しますと、需給が急激にひっぱくすることになります。
スイスはかつて、名目的にも実質的にも世界第二位の金保有を誇るドイツに匹敵するだけの2590トン金準備を持っていました。
強いフランの裏付けには金がありました。
ところが1992年、アメリカの圧力に屈してIMFに加入したことや、ユダヤ資本のロビー活動による圧力で、スイスは金を大量に売却することになります。IMF協定は、金に裏付けされた通貨を保持することを事実上禁止しているからです。IMFや世界銀行(その参加のアジア開発銀行)といったブレトンウッズ体制の機関は、建前は全世界の利益のための機関ですが、実質的にはアメリカの国益のための機関です。
フェルナンド・リップスは、スイス国立銀行が以前金を大幅に売却したことを、経済的「マリニャーノの敗戦」と称しています。マリニャーノの敗戦はスイスが傭兵国家から金融国家に転換する契機となった、スイスにとって歴史的国辱的敗戦です。

第一回の世論調査によると、上記①~③の事項について、賛成が45%と反対の39%を上回っています。
First Swiss Gold Poll Shows Pro-Gold Side In Lead At 45%

いざとなったらまたFRBがQE∞で助けてくれるという信頼感や、エボラやISの脅威が若干後退したことから、市場は再びリスクオンになっています。株がリバウンドして債券が売られています。また、ECBの金融緩和憶測でユーロが売られてドルが買われています。
金利高、ドル高、株高で、普段は、アルゴで売られるはずの先物金が、珍しく上げるパワーが感じられるのは、これが材料視されているのかもしれません。
中国の現物需要がイマイチなことや、欧米諸国のETF売りもありますが金独自の材料で逆向高です。


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[ 2014/10/21 23:17 ] | TB(0) | CM(0)
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