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BullionVault

総悲観の金市場


ゴールドマン・サックスなど投資銀行は弱い金価格予想を出して、自ら売り仕掛けることで予想の自己実現を狙っています。
日銀やECBはドル高をアシストしています。サウドもそうです。
サウジアラビアがアメリカの市場シェアをシェール業者から奪うために価格競争を仕掛けているとかいう報道もありますが、少し考えればあり得ないのがわかります。あくまでも政治的なものです。そもそも、サウジの米国向けの輸出のシェアはせいぜい10%ちょっとですから、そのような薄利多売の経済的メリットはありません。
ドル高による株高、原油安は金に逆風です。
ETFの売りが再び増加して、中国やインドの現物買いのサポートも弱く総悲観状態です。
こういうときは後出しの弱気予想がでてきます。
最近では、ソシエテ・ジェネラルやABNアムロのアナリストが1000ドルを切るという予想をしています。
唯一の望みが、今月末のスイスの国民投票という状況です。
もっとも、こういう総悲観のときは経験則上、反転が近いともいえます。
労働参加率は36年前の水準まで低下しています。雇用者増分は大半が高齢者です。年金制度が不十分な米国では、高齢者がリタイアできずに仕方なしに単純労働をせざるを得なくなっているという事情があります。
質の面でも、情報業や金融業のリストラがすすみ、若者を中心にバーテンやウェイターなどの単純労働が増加しているようです。
労働市場の先行指標である人材派遣業の雇用者の増加数も減速しています。
平均賃金も市場予想の0.2%増(GSは0.3%増を予想)に届きませんでした。
米景気は確実に悪化しているので、ファンダメンタルズから乖離した株バブルがはじけるまで辛抱するしかありません。



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[ 2014/11/07 23:51 ] 市況 | TB(0) | CM(0)
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