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中国利下げ


中国が利下げしました。
日本の黒田のバズーカ1&2は特段サプライズでもなんでもありませんでしたが、中国の金融政策は本当に毎回不意をつかれます。
2年4カ月ぶりです。
中国は金融抑圧によって預金金利が低く抑えられています。インフレ率も比較的高めで実質利子はほとんどつきません。
中国の累進的な金利自由化のなかで、預金金利の自由化は後手に回っていました。
もっとも中国人民銀行の周総裁は近いうちに預金金利の自由化が実現できるという発言をしていました。預金者から金融機関→国有大企業への所得移転を巻き戻し、投資主導経済から消費主導経済への転換するためには避けては通れない道です。
中国は、長い間、預金金利は固定金利でしたが、2012年6月になってようやく上限が基準金利の1.1倍に設定が可能になりました。1年物預金基準金利は3.0%でしたから上限は3.3%になりました。
今回、預金金利の上限を基準金利の1.1倍から1.2倍に引き上げられ預金金利の自由化で一歩前進しました。もっとも、1年物預金金利は25bp引き下げ、2.75%ですから、2.75×1.2=3.3%で上限は変わりません。金融抑圧は維持されたままといえます。
預金金利の抑圧は、中国国民が購買価値の貯蓄手段として金を選好する大きな理由になっていると思います。
一方、今回の利下げで、貸出金利は低下していますから、こちらも金価格に追い風です。中国の緩和マネーが金の投機市場に流れてくることが期待できます。
また、固定資産投資がテコ入れされるので、コモディティの需要増加の思惑で商品市況が上昇するのも追い風です。

スイス国民投票の世論調査はかなりがっかりでしたが、オランダ中銀がドイツに引き続いて国外に保管している金準備を自国へ移送することを決めたことや、ロシアなどのCIS諸国の中銀が金を引き続き買っていること、インドの現物需要が強さを維持していることなど好材料もでてきています。


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[ 2014/11/22 00:38 ] ニュース | TB(0) | CM(1)
当方は中国人民元を積立て投資してるので、今回の中国利下げはちょっと驚きでした。
しかしそれが金価格上昇につながる可能性もあるのですね。納得です。
人民元が下がっても、一方で純金積立て分が上がってくれるなら楽しみです。
[ 2014/11/22 16:08 ] [ 編集 ]
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