BullionVault

ハルマゲドン(ヘルター・スケルター)接近?


Charles-Manson-2.jpg

イラン核協議
10回目になるイランと米英独仏中ロの6カ国による最終的な核協議が18日、ウィーンで開始されていますが、本日24日が交渉期限です。
メディアの報道によると、イランと6カ国の間には以前、深刻な溝があるとされています。そのため再延長が濃厚というのがコンセンサスのようです。
特に外交面で右翼色が強いフランスが強行姿勢をみせています。
もちろん、この合意は六カ国の国民の利害のためではなく、もっぱら、イスラエルのユダヤ人のためにおこなわれているものです。
当事者であるイスラエルのネタニヤフ首相は「悪い合意を急ぐよりは合意がないままのほうが好ましい」と述べ、イランとの交渉で妥協しないよう欧米側に圧力をかけています。
イスラエルはますます民族主義を前面に出して右傾化しています。
イスラエルは「ユダヤ人の祖国」、閣議で基本法案を承認
アメリカは中間選挙も終わり、選挙対策の必要なくなったオバマとイスラエル・ユダヤロビーとの対立が激しくなっています。
もちろん、米国議会や米国マスメディアはシオニストの巣窟です。
オバマは、イラン核開発協議合意実現へ意欲を見せています。
オバマは、「核協議の最終合意ができれば、経済制裁の解除に消極的な議会や国民を説得する自信がある。イランは完全に孤立し機能不全に陥った北朝鮮のような国ではなく、繁栄する機会を持つ国だ」と述べています。
イランは、ウラン濃縮に使う遠心分離器を放棄する譲歩を捨て駒にして、経済制裁解除の譲歩を引き出すことを狙っていると推測します。
いわゆるウラン濃縮型原発(ヒロシマ型)は、濃縮したウランさえ入手できれば爆弾をつくるのは技術的に容易です。
ウラン型の弱点は大量のウランと大量の電気を必要とするため量産ができないことです。
もっとも、イスラエルの国土は狭く、テルアビブに人口が集中しているので一発あれば十分です。イスラエルは多数の核兵器を保有していますが、逆にイランの国土は広いのです。イランは一発あれば大量の核兵器を持つイスラエルに対しても核抑止力を手に入れることができます。ウラン型はプルトニウムのように放射能が強くないので黒鉛炉が不要で、地下で生産しやすく、また、大量の放射能や赤外線を放射しないので、衛星に探知されづらいというのも国土の広いイランにとって有利です。
このウラン型の核兵器を生産する潜在的脅威になるウラン遠心分離器を放棄する譲歩によって、イランは経済制裁の解除の譲歩を引き出そうとしているのではと推理します。
なぜなら、その代替としてイランはロシアと原子炉増設で合意しているからです。
ロシアがイランと原子炉増設で合意 迫る核協議期限…「単独接近」に反発も
日本が経済的なメリットがほとんどない原発を導入したのは、潜在的な核保有能力のためでしょう。原発はプルトニウム型原爆の材料となるプルトニウムを生産します。
イランは、メリットの大きいウラン型原爆の開発を放棄するかわりに、平和利用の建前で原発を導入することでプルトニウム型原発の潜在的保有能力を手に入れようとしているようです。
「プルトニウム」型の爆弾は、点火装置など技術的敷居が高いものですが、それもロシアからの技術提供があればなんとかなります。

イランとして譲歩できる条件は、ウラン型爆弾の開発を諦めることです。
オバマがその条件を受け入れれば、イランは国際自由市場に復活します。イラン産原油が全面的に輸出解禁になるため需給が緩んで原油価格は低下します。また中銀の緩和政策でじゃぶじゃぶの融資先のないホットマネーがイランに殺到することになると思います。イランは人口動態もよく成長余地のある国です。
西側資本主義諸国全体の経済成長鈍化を少しでも緩和するためにもイランの市場復帰は望まれます。この合意は経済的にみればWinWinといえますが、シオニストや原油価格下落によって損失を受ける共和党のネオコンに猛烈な反発を受けることが想像できます。

イラン核協議の結果だけでなく、今年8月にファーガソンで起きた白人警官による黒少年射殺事件の大陪審評決も11月下旬にかけて出る見通しです。
もし、不起訴になったらロス暴動のような大暴動がおこるのではと警戒されていいます。
米ミズーリ州で非常事態宣言―ファーガソン事件の評決を前に
緊張が高まるなか、クリーブランドで12歳の少年が、警官に撃たれて死亡するという事件がおこっています。
アメリカでは警察官による市民の殺人が常態化しています。3日に1人殺されているそうです。これはテロよりもはるかに脅威です。連日のように起きる銃乱射事件に対応するために仕方がないのかもしれませんが。
格差拡大が犯罪を増加させて世界の囚人の半分はアメリカの監獄にいます。アメリカの成人男性の2%強は受刑者なので、彼らを失業者に含め、さらに軍人をカウントすればアメリカの率業率は欧州の失業率と大差ありません。もちろん、囚人の1人当たりの管理費は生活保護よりも高くつきます。
格差拡大のストレス発散の悪影響は犯罪だけではありません。貧困層はジャンクフードに手を出して、アメリカは世界一の肥満大国になっています。医療コストも世界一です。大学の学費高騰も拍車をかけて医療費が上昇し、アメリカの財政の維持の見通しを絶望的なものとしています。

もしオバマがイランとサプライズの電撃和解をして、大陪審評決で不起訴が決まったりすれば、アメリカ内のイデオロギーの対立、人種の対立が激化して、プチ内乱状態に陥る可能性があります。
泣きっ面に蜂のタイミングで、天候不安も発生しています。
先週までの豪雪が今週の気温上昇によって洪水を引き起こすことも懸念されています。
また、ホリデー商戦で重要なブラックフライデーに、NYを含む東海岸は悪天候になると予想されています。
政情不安と天候不安のダブルパンチを受ければ、いくらポジティブ(悪く言えば脳天気)なアメリカ人の消費マインドも影響を受けると思われます。

アメリカの有名な終末論カルト指導者のチャールズ・マンソン(80歳)が26歳の女と獄中婚したことが話題になっています。
彼は、まもなく黒人の急進過激派(ブラック・パンサー)が白人を相手に蜂起し、それがトリガーとなって核戦争が起き、核戦争の後に黒人がマンソン・ファミリー以外の白人を皆殺しにするというハルマゲドン(ヘルター・スケルター)を予言しました。彼によると黒人は能力が低く世界を統治できないので、彼らファミリーが世界を統治するらしいです。
狂気としか思えませんが、現実世界はむしろマンソンの予言した世界に近づいているようです。
直視せよ、いまだ核戦争は人類最大の脅威 核テロリズムの危険が高まっている

The Beatles Helter Skelter


にほんブログ村 経済ブログへ
にほんブログ村

社会・経済 ブログランキングへ
[ 2014/11/24 16:07 ] その他 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

リンク
アクセスランキング
カウンター
相互RSS
検索フォーム
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブロとも申請フォーム
QRコード
QR


ロキソニン