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ドルの歴史


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The Annotated History of US Dollar Debauchery
zerohedge
ドルは、固定相場制度のブレトンウッズ時代、その購買価値を減価し続けました。
米国からの金の流出がとまりませんでした。
ニクソン・ショックによって金との兌換を停止し、スミソニアン体制で通貨切り下げを行ったあともドルは、減価が止まらず、1973年に、変動相場制に切り替えられました。
その変動相場制移行後も、ドルの長期的下げトレンドが続いています。
そのなかでも二度、ドルが上昇した時期がありました。
1980年代前半のレーガノミクスの時代と、90年代後半のルービノミクスの時代です。
今現在、アメリカは、三回目のドルバブルを引き起こそうとしています。
ドルバブルにより資本を国内に流入させて株などの資産バブルを引き起こし、それによって景気を回復させようという狙いです。

アメリカの景気がドル高によって回復した場合、為替高に伴い輸出が減るのと、個人消費増加による輸入増で経常赤字が拡大します。
経常赤字が拡大すれば、中国の米国債保有量が増えます。
金利が低下して、さらに米国の資産バブルが膨れていきます。
そして、製造業などの実業がますます空洞化していきます。
個人消費に依存した景気は、長期的にみれば潜在成長力を低下させます。
そしてバブルが弾けて、ワンランク下のステージまで国力が低下します。
以後、振り出しにもどってこの繰り返しです。

今、現在、ドル実行為替レートは上昇していますが、過去の2回に比べるとまだまだ上昇は弱く、長期下落トレンドのチャネルを明確に上抜けしていません。
今後、ドラギや黒田のアシストなどをうけて、明確にチャネルを突破できるかが勝負になります。
チャネルの突破が失敗すると、レーガノミクスのときのブラックマンデーやルービノミクスのときのITバブルのバーストと同じように、株式市場も前後してピークアウトすると思います。

元ゴールドマン・サックスのジム・オニールの発言は相場のトレンド転換を示すことが多いと思います。
近年でも、ドル円ブル相場転換、ドル建て金ベア相場転換、ユーロドルベア相場転換、米国債ベア相場転換、豪ドル・ドルベア相場転換、インド株ブル相場入りなどの節目でジム・オニールの○○は過大評価されている云々などの発言がありました。

最近、ジム・オニールは、アメリカは、これ以上のドル高を望まないとの意味深な発言をしています。
円以外の通貨に対しては、最近のドル高トレンドは、そろそろ転換するタイミングがきているのかもしれません。


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[ 2014/12/19 20:23 ] 為替 | TB(0) | CM(0)
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