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2015年最大のリスク


世界の10大リスク「欧州の政治」がトップ、尖閣は圏外
年始のこの時期、この類の記事は食付きがいいようです。
人間は直感的に損失回避傾向が強いので、ポジティブなタイトルよりもネガティブなタイトルに惹かれるからです。
目立ちたがりやのイアン・ブレマーとかヌリエル・ルービニとかは、危機を煽って名前を売っています。アナトール・カレツキーらも同じ類でしょう。もっとも彼らの分析は、個人的にはあまり参考にしてません。
逆に、同じようなネガティブ系のマーク・ファーバーやナシム・ニコラス・タレブなどは、知識もあり理論的なので個人的には説得力を感じます。

また、10大とか7つとかの数字をつけたタイトルも食付きのいいタイトルです。
ブラックストーンのバイロン・ウィーンの「サプライズ10大予想」が有名ですが、別にサプライズでもなんでもなく、ブラック・ストーンのポジショントークにすぎないと思います。
サクソンバンクの大胆予測というのもあるようです。

今年のリスクとして、よくあげられているのが、ロシア、ギリシャ、ユーロ、ベネズエラ、原油安、中国経済などですが、どれもピントがずれていると思います。
本当のリスクは、灯台下暗しな不意打ちのリスクです。
個人的には米国経済だと思います。ほとんどの人が今現在の米国経済が強いと信じていますが、実際そうではないからです。製造業が弱く労働生産性が趨勢的に低下しているので経済成長が加速することはないでしょう。
金融業で嵩上げされた米国の労働生産性ですが、金融規制の強化によって、金融業の利益率も低下していくでしょう。
ICTとバイオは過大評価です。IT革命とグローバル化によって、知的財産権の独占は困難になっています。情報の価値の希薄化がこれからも進むでしょう。
アメリカの大学は巨大なビジネスとなっているので、世界中から学生を集めています。そのため、情報の海外流出がさらに進むでしょう。

その他に、滅多におこらないが、一般に思われているよりはじつは起こる可能性が高く、実際起こると影響が大きい、ブラック・スワン的なリスクは昨年末にあげています。
2015年10大予測+ブラック・スワン10

ここであげませんでしたが、メディアなどにあまり注目されていないもので今年、地政学的リスクが高まりそうな地域は、北アフリカだと思います。
リビアとエジプトあたりがきな臭いと思います。
あとは、最近、メディアに飽きられてきて露出が減っていますが、イスラーム国は空爆で勢力が衰えるどころか、確実に領土を拡大しています。

Panic! At The Disco - London Beckoned Songs About Money Written By Machines


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[ 2015/01/07 00:24 ] おすすめ | TB(0) | CM(0)
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