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BullionVault

銅価格、急落


銅は、錆びにくい金属の代表格です。
柔らかく加工も容易で、同じ錆びない金属であるプラチナ、金、銀に比べて格安です。
銅は、おもに、銅線、エアコンの配管などに使われます。
先進国のビル、橋、道路などのコンクリート箱物のインフラ整備がほぼ終了し、新興国のそれも一服したことで、ゴールドマンなどは鉄の時代は終焉したと述べています。その、一方で、電気製品等で使われる銅の需要はまだまだ強いものがあると思います。
もっともその需要は景気循環によって変動します。
そのため、銅は、「経済博士」と評価され、その価格の変動は景気指標と同じ機能があるようです。
その銅が、供給過剰が報じられていること、世界銀行が世界の経済成長予想を下方修正したこと、銅を担保にして資金調達する(Chinese Commodity Financing Deals (CCFDs)への規制が厳しくなり、ポジション整理が進んでいることなどから大幅に下落しています。
これに引きずられる形で資源国である豪州の為替や株式市場が暴落です。
安全資産であるはずの金も同じメタルの暴落ということが嫌気されて下げています。
銅や原油などのコモディティはボラが大きいです。金は、コモディティとしての側面もありますが、純粋なコモディティに比べるとボラは非常に小さいです。
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金や銀と異なり、プラチナやパラジウムは通貨ではなく純粋な工業製品です。
同じ貴金属として、プラチナなどは、金価格が上がらない限り、価格が上昇しないという鉄の相関があります。
一方で、景気後退などによって市場がリスクオフになり、リスク資産が下落するときは、プラチナなどは、原油や銅などと同じように暴落するリスクがあります。その場合、金は安全資産として下げ渋ります。
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銀は金よりは工業需要が多く、コモディティとしての側面が強いので、プラチナなどに近いといえます。
どちらにしろ、金以外の貴金属を長期投資目的で購入するメリットはほとんどないと思います。
貴金属を短期の投機目的で売買するなら、景気循環が上向いているときで(今現在は違う)、パラジウム買い、プラチナ売りの両建てがいいと思います。
外見は「金属」だが本質は「通貨」 「商品」の域を超えた多様なニーズ


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[ 2015/01/14 14:51 ] 市況 | TB(0) | CM(2)
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このコメントは管理人のみ閲覧できます
[ 2015/01/15 07:34 ] [ 編集 ]
Re: ゴールド対プラチナ
>>もうひとつのヒンデンブルク・オーメン
なるほどです
[ 2015/01/15 11:32 ] [ 編集 ]
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