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弱い米個人消費、年末商戦惨敗


12月の小売売上は予想どおり、市場予想を下回り低調でした。
市場予想-0.1%のところ-0.9%の昨年1月以来の大幅減でした。ガソリン、自動車などを除いたコア売上も市場予想、+0のところ、-1.0%の09年3月以来の大幅減でした。
小売全体、コア売上ともにダメでした。
オバマケア導入による医療費増加によって嵩上げされたものの、11月のコア売上は、前月比で0.1%しか上昇しませんでしたが、そこからさらに12月は-1.0%の大幅下落です。原油安、株安のアシストがありながらほとんど年末に向けて拡大の勢いがありませんでした。
これで感謝祭前後からクリスマスにかけての年末商戦はトータルで振るわなかったことになります。
米国の個人消費が毎年、確実に弱っていく傾向が確認されました。
民間発表と齟齬があり不自然だった前月の11月の小売売り上げは、やはり下方修正されたようです。
米年末商戦、サイバーマンデーでも挽回できず
米小売売上
株式相場が底抜けの危ない場面だったので、後で修正することを前提に速報値をちょろまかしたのかもしれません。
米国の指標発表では多々あることで、疑惑があります。中国の指標と同じかそれ以上に信用できません。その点、ドイツや日本のは透明性があります。
これで、ユダヤ資本家&米国当局&ウォール街の、ドル高、株高シナリオが狂い始めました。
最近では、日銀はお役御免で、代わりにECBに通貨切り下げをさせて、ユーロキャリーで株価を釣り上げさせようとしてきましたが、再度、日銀への追加緩和圧力がかかる可能性が高まってきました。

米国経済楽論者は、今回の個人消費の落ち込みを一時的なものと断定して、認知的不協和を解消しようとしています。
生産年齢人口の減少、労働参加率の低下、産業構造の変化とイノベーションの死による労働生産性の趨勢的な低下、先進国のなかでは相対的に低調なスタートアップ、他の先進国より相対的に悪い中銀・政府・家計・企業のバランスシートのミンスキーモーメント到来によるデレバレッジ、シャドー・バンキングなどによる先進国中最悪レベルの株などの資産バブルの崩壊、先進国中最悪の格差拡大による中間層の没落に起因する個人消費低迷、富裕層の貯蓄のタクスヘブンへの流出、ドルの基軸通貨特権の剥奪、国債ファイナンスの危機などによって、米国の長期停滞は必至です。
成熟して総じて成長が止まっている先進国のなかでも、特に、米英日の三国の経済モデルは持続性がなく、これから数年先、負け組になる可能性大です。


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[ 2015/01/14 23:36 ] 経済指標 | TB(0) | CM(0)
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