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BullionVault

アップルと共に沈む米経済


米アップルの決算は、市場予想を大幅に上回りました。
第4四半期の利益は企業市場最大の利益だそうです。
アップルの利益の大半を占めるのがアイフォンです。
ホリデー商戦期が含まれる米国・第4四半期の小売売上の伸びの60%が、秋に販売されたiPhone 6の売上によるものだそうです。
The AAPL Effect: Q4 Earnings Growth Without Apple: 0%; With Apple: 2.1%
S&P500の500社全体の第4四半期における収益増加は2.1%ですが、アップルを除外すると0.3%程度とほとんど増加していないことになるそうです。

アップル一社に依存した収益成長は続かないと思います。
アップルの収益も、その売上の大半をアイフォンに依存しているという不安定なビジネスモデルです。既存のマック、アイポッドなどの収益は微々たるものです。消費者は移り気です。端末の人気は栄華盛衰で長続きしません。
アイフォンと並んで成長の軸になると期待されたアイパッドなどは収益が激減しています。
アップルペイも過大評価でしょう。アップルにはイノベーションはなく、だいたいがパクリです。アップルペイも日本のおサイフケータイなど既発のものがあります。日本での普及度からみてそれほど普及はしないでしょう。
アップルウォッチなどのウェアラブルデバイスも過大評価だと思います。先行するグーグルグラスが大コケしたように、アップルウォッチもそれほど普及しないと思います。

iPhone 6 と 6 Plusが爆発的に売れた理由は、画面が大きくなったからです。
アップルユーザーは、ブランド力やファッションを重視して、アイフォンを使い続けていましたが、小さい画面で不便な思いをしてきました。当初はそれほど不便に感じていなかったのですが、ライバルであるサムソンの大画面の端末が普及すると、どうしてもそれと比較してしまいます。
思い切って、アイデンティを捨てて、他者に習ってモデルチェンジをしたことで、買い替えが進みました。逆にサムソンは相対的な魅力を失い売上が激減しています。
もっとも、このiPhone 6バブルは、一過性のものです。6の売上はいままで抑圧されたいたものが画面拡大により解放されたことで爆発しましたが、同じようなことは次の商品からは期待できません。
iPhone7は、6の爆発的な売上の反動で、市場の期待を大きく下回る可能性がかなり高いと思います。
シャオミなどの追い上げがあり、CP競争が激化して、スマホの価格破壊が進むと思われます。
アップルも今のようなぼったくりの利益率を維持することはできないでしょう。販売台数だけでなく利益率も低下すると思われます。
アイフォンの寡占が弱まることで、部品メーカーのアップルから中国の小米(シャオミ)への乗り換えが進むと思います。今まで高圧的な態度で下請けいじめをしてきた反動です。
ジョブズの頃よりはマシになりましたが、CSRを軽視している社風も、欧州などを中心にブランド力を低下させるでしょう。昔あったアップルのリベラルなブランドイメージはなくなりつつあり、いまではセレブの成金趣味のイメージが強くなっています。
アップルは今がピークで、これからは斜陽だと思います。2014年の第四半期の決算は史上最高で、これから先、これを上回ることはないと思います。
アップルがピークアウトして下降トレンドになれば、米国全体の企業収益や小売売上のメッキも剥げると思われます。2015年はそれが顕著になってくると思われます。
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[ 2015/02/01 15:23 ] 経済全般 | TB(0) | CM(2)
承認待ちコメント
このコメントは管理者の承認待ちです
[ 2015/02/01 23:16 ] [ 編集 ]
Re: タイトルなし
> 毎回勉強させてもらってます。
> シャミオじゃなくてシャオミが正解っぽいですよ。

ご指摘ありがとうございます。
訂正しました。
[ 2015/02/02 00:18 ] [ 編集 ]
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