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弱い米製造業、低下する生産性、増えない賃金、低調な個人消費、鈍化するGDP


アメリカはドル高によって、輸出業の価格競争力が更におちて、製造業の減速が更に加速しているようです。
2月の米鉱工業生産指数は市場予想の+0.2%を下回る+0.1%でした。
前月分が+0.2%から-0.3%に大幅に下方修正されたたためになんとか+を維持できました。
2月の米設備稼働率は、市場予想79.5%のところ、78.9%と大幅低下。今後、低調な設備投資がさらに鈍化する可能性が高くなってきました。
製造業生産は市場予想、+0.1%を下回り、-0.2%。前月も+0.2%から-0.3%に大幅に下方修正がされています。
アメリカの製造業は70年台以降、弱り続けていますが、リーマン・ショック後は、それがますます顕著になっています。
リーマンショックで失われた製造業の仕事はほとんど回復していません。
リーマン後の、雇用者数の増加は、もっぱら、小売や飲食などの対人単純労働によるものです。
そういった単純労働は、パートタイム労働で不安定であり、生産性も低いので賃金は安いです。もし、そういう仕事の賃金を上げると、今度は、アメリカの生産性はますます低下することになります。
製造業と同じく生産性の高い建築業も、インフレと住宅が飽和状態なので、仕事が増えていません。
アメリカの大多数を占める中間層の仕事の質が低下して、彼らは貧困層に転落を余儀なくされています。
したがって、賃金所得の中央値が増加しません。
賃金が上昇しないので個人消費が低調です。
個人消費が低調なので、個人消費が7割を占めるGDPの成長が鈍化しています。
ファクトセクトの2015年第1四半期のGDP成長率予測は、-2.8%で、リーマン後最悪の数字のようです。


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[ 2015/03/16 22:50 ] 経済指標 | TB(0) | CM(0)
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