FC2ブログ

BullionVault

加速するアジアインフラ投資銀行、米国がついに降参か?


米、アジア投資銀との協調模索―世銀との連携を打診
アメリカは、これまで、インド、サウジ、インドネシア、フィリピン、ベトナム、韓国、ドイツ、フランス、イギリスなどの同盟国に対して、中国主導のアジアインフラ投資銀行には参加しないように圧力をかけてきました。
ところが、当初、参加をしぶってきたインドやサウジ、インドネシア、中国との国境問題を抱えるフィリピン、ベトナムが方針を転換して参加を表明して、今月末の期限ギリギリになって、イギリスが裏切ったことがトリガーになって、フランス、ドイツといった欧州の中枢諸国がAIIBへの参加を表明しました、
月末の期限前までにさらにオーストラリアなど8カ国以上の国が参加を表明する見通しです。
完全に孤立した、日本とアメリカですが、いつも、政府見解とは逆の発言をすることでバランスをとる麻生副総理兼財務大臣が参加向け協議の可能性があると言及して、孤立を避けるような道をようやく見せ始めました。
そうなると、最後に取り残されるのがアメリカです。
アメリカでも、ユダヤロビーに支配された議会や共和党と違い、民主党のなかで、習近平と信頼関係のあるオバマに近いメンバーは、アジア投資銀行を絶対的に敵視しているわけではないようです。ルー財務長官の発言などがそうでした。
結局、米国は、いままでさんざんAIIBの邪魔をしてきましたが、結局、最後は、孤立化を回避するために最後には中国に譲歩して歩み寄りの姿勢をみせいるようです。中国側に共同出資事業を提案をしているようです。
麻生氏の発言以上に大きく踏み込んでおり、このままでは日本だけが取り残されてしまう危険があります。
中国の対外援助は、慈善事業ではなく、経済的利益、国益重視です。
中国の鉄鋼業界やコンクリート業界は、設備過剰です。この余剰分を輸出したいはずです。また、投資中心の経済でつちかった高速鉄道などの工事の受注も欲しいはずです。もちろん、発展途上国の資源なども狙いですし、人民元の国際化のためでもあります。
一方、現行のブレトンウッズ体制下の米国主導の世銀や日本主導のアジア開発銀行(ADB)だけでは、拡大するアジアのインフラ整備に対応できません。
ADBは、アジア地域のインフラ整備のための投融資不足額が年間8000億ドル(約96兆円)に上ると推定しています。
アジアインフラ投資銀行は、中国の利益にもなりますが、その融資を受けるアジアの発展途上国の利益にもなるWinWinなものです。
所詮、AIIBは中国の国益のためのものにすぎないという右翼的な感情論で、AIIBへの参加を渋っていると日本の国益を損うことになります。


にほんブログ村 経済ブログへ
にほんブログ村

社会・経済 ブログランキングへ
[ 2015/03/23 16:44 ] ニュース | TB(0) | CM(1)
承認待ちコメント
このコメントは管理者の承認待ちです
[ 2015/03/24 10:25 ] [ 編集 ]
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

リンク
カウンター
相互RSS
検索フォーム
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブロとも申請フォーム
QRコード
QR


ロキソニン