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インチキ雇用統計


3月の各種マクロ指標は、総崩れ状態だったので3月の雇用統計の数字が市場予想をはるかに下回る悪い数字だったのは当然の結果だといえます。
GSも事前に、今回は市場予想を下回ると予想(インサイ●―)していました。
もっとも、今月分は、あまりに悪い数字だったので平均への回帰で、来月以降に上方修正してくる可能性があると思います。
あるいは、4月分に上乗せして、第二四半期のGDPのV字回復を演出しようとしてくるかもしれません。
GSも、早速、3月分は上方修正してくる可能性が高いといっています。GSの予想は実質、米国政府のオフィシャル発表のようなものでしょう。これで、ドル安・株安にブレーキがかかっています。

問題は、3月の数字ではなく、1月と2月の数字が下方修正されたことです。
毎度、毎度ですが、株式相場の下支えのために、あとで修正すればOKということで、とりあえず速報値でインチキするのはやめてもらいたいものです。
労働省の発表した1月と2月の雇用統計の数字は、民間調査の労働指標や、企業が発表したレイオフや大量解雇と明らかに乖離がありました。
1月と2月の雇用統計発表までは、マクロ指標は総じて悪いものが続いていたので、ドルや株は軟調で、金は買われていました。
しかし、金の二度の上昇気流は、雇用統計一発で逆転されて潰されてしまいました。
そして、金が売られるのと対照的に、底抜けしそうなドルや株が息を吹き返しました。
今回の下方修正のタイミングは、ちょうど、金相場が休みな祭日を狙った疑いすらあります。
アメリカは実体経済の弱さをごまかすために、指標の発表のテクニック、FRB要人のアナウンスメント、FRBのフォワードガインダンスなどのレトリックを駆使しています。
それで市場の操作にとりあえず成功しています。
しかし、ファンダメンタルズに逆らった、そのようなイカサマはいずれ市場の価格発見機能により見破られるというのを期待します。


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[ 2015/04/04 03:04 ] 経済指標 | TB(0) | CM(0)
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