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BullionVault

金曜日の金急落


金相場は、金曜日にペッグされた1200ドルから、下に放たれて大きく下落しました。
特に原因がないため、謎の急落ともいわれています。(追伸 スイスが前週は過去最大の外為市場介入をしたとの報道がされていますが、確かに木曜あたりからフランが変に売られていたところがありました。これが原因のひとつと考えられます)
テクニカル要因ともいわれていますが、急落する直前から金相場は弱い展開が続いていました。
米国で悪い経済指標が続き、債券相場が上昇して金利が低下して、ドル安の局面が続いていましたが、金はそれに反応せず弱含みでした。
そこで買いの弾幕が弱いとみた売り方の投機筋が、ストップロスを狙って仕掛けてきたものだと思います。
もっとも短期筋の投機的な仕掛けですからすぐ全戻しする可能性が高いと思います。
中期的なトレンドに大きく影響するETFの残高も先週は増えています。
また、原油価格が高騰してきたこともあり、インフレ連動債(TIPS)ETFに過去最大の資金が流入するなど、市場のインフレ期待が高まり、実質金利が低下しています。実質金利と金価格は逆相関の関係にあるのでこれは金相場にとって好材料です。
金相場は週末大きく下げた後も、グーグルやアマゾンの決算が堅調でナスダックやS&P500が高値を更新するなどしたこともあり、反発しませんでした。
アメリカの企業の生産性は伸びしろが限られています。S&P500やナスダック構成企業はその成長がピークアウトしたものがほとんどです。また起業も激減して倒産数が増加しています。
10年後、IBM、マイクロソフト、インテル、フェイスブック、ツィッター、そしてアップルといった企業がポラロイドのように消滅していてもおかしくないと思いますが、さすがにグーグルとアマゾンは別格で生き残っていると思います。
今の米国企業全体の増益率はアップルに依存しています。アップルを除けばマイナス成長です。
もっとも、アップルを入れてもナスダックやS&P500の2015年の増益率見通しは1%程度にすぎないようです。
なお、中国企業もアメリカ発の世界不況とニューノーマルへの移行の影響で、業績予想が低下しています。それでも2015年は7%程度の成長が見込めるようです。
米国市場も個別銘柄でみればまだまだ強い企業もありますが、全体でみるとそろそろ限界のようです。
米国株式バブルのアディディナルタイムはすでに一年以上経過しています。
社債発行による自社株買いに依存した米国株式市場のミンスキー・モーメントは近いように思います。


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[ 2015/04/27 12:19 ] 市況 | TB(0) | CM(0)
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