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BullionVault

金利↑ 金↑ アップル↓


米国&日本の金融当局者や金融関係者は、もう何年も前から、この先、米国景気が加速するといい続けています。
もっとも、その兆候は無く、その加速開始の時期の予想は、何度も先延ばしを繰り返しています。
今現在も年中後半から加速すると主張している向きが多いのですが、いままで同様、その根拠に説得力がなく、情緒的な楽観論の域を出ていません。
逆に、リーマンショック後の大底からの自律反発も一巡したので、最近では、景気回復の減速が顕著になっています。個人的には昨年の夏にピークアウトした可能性が高いとふんでいます。
これまでは、悪い指標がでるたびに、利上げ観測が後退して、債権市場が上昇(利回りは低下)していましたが、昨日は、逆に、債権市場は、売られて金利が上昇しています。
これは、実質金利ではなく、米景気悪化に対する警戒感からリスクプレミアムが上昇している可能性が高いと思います。
名目金利上昇にもかかわらず、ドルが売られて、金が上昇する反応をみせているからです。
悪い金利上昇です。
また、リスクプレミアムの上昇だけでなく、景気見通しの悪化にもかかわらず、インフレ期待が上昇しはじめているのも、名目金利が上昇している原因かもしれません。
インフレ期待の上昇は原油市場に投機マネーが流入しはじめている影響があると思います。
名目金利が上昇すれば、社債発行による自社株買いで買い支えてきた株式市場がそろそろ限界になります。そうなれば、株式市場から追い出されて行き場をなくしたジャブジャブの緩和マネーが原油市場などのコモディティ市場に流入する可能性がでてきます。
もちろん、名目金利上昇は、株式市場だけでなく、債権市場、不動産市場に流入している投機マネーが追い出されることになります。
リスク・プレミアムやインフレ期待が上昇すると、FRBは名目金利を抑えこむことが困難になってきます。

アップルの決算は予め低く設定された市場予想を上回るものでした。また、巨額の自社株買いを発表しました。
しかし、結局、利益確定の売りに押されて昨日は大きく値を下げています。
日本ではブラック企業というのが話題になっていますが、究極的なブラック企業といえばアップルでしょう。
発展途上国の労働者を安い賃金でこきつかい、下請け企業をいじめて、安く製品をつくった上で、高級ファッションブランド戦略で消費者を騙して、ぼったり価格で売りつけて、異常な利益率をあげています。
その莫大な利益ですが、国内に還流すると課税させられて弱者に対して富の再配分につかわれるので、自社株買いで租税を回避して、株主などの富裕層や資本家に還元しています。
さらに、アップルはジョブズの頃から、寄付などの社会活動は消極的です。今のCEOが寄付に積極的なのは、バフェットやソロスやビル・ゲイツと同じでパフォーマンスの偽善でしょう。
しかし、銭ゲバのアップルはすでにピークアウトしています。
膨大な広告費をつかってアップルウォッチという、ユーザビリティを無視した、チープなデザインの商品を盛り上げようとしていますが、アイパッドの落ち込みを補う程度でしょう。結局、アップルはアイフォンという一商品に、ほとんどの収益を依存しています。マックやアイウォッチなどはおまけにすぎません。
そのアイフォンも圧倒的なコストパフォーマンスを誇るシャオミに今後はシェアを奪われるでしょう。アップルは、ブラック企業戦略と情弱でミーハーな消費者をだますことで、粗利益率40%という異常な数字をたたきだしていますが、シャオミのビジネスモデルは、薄利多売で、利益率は2%以下です。
消費者もバカではありませんので、そのうち学習してアップルから離れていくはずです。一部のコアな信者はそれでもアップルを買うでしょうが、大多数の個人消費者はより合理的なはずです。
中国当局も、国内企業の成長促進のために、これから、いろいろ難癖をつけて、アップルの締め出しが始まる可能性が高いと思います。これに対する賄賂戦略やロビー活動は、米国内では通用しても、腐敗防止が強化されている中国では通用しにくくなっています。


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[ 2015/04/29 14:08 ] 市況 | TB(0) | CM(0)
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