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BullionVault

しぶといドル


最近悪い指標が続いていたので、ブル投機筋は反撃の機会をうかがっていたようです。
すこしでもいい数字がでればそれをきっかけにして仕掛けたいつもりだったのでしょう。

米3月個人消費支出は市場予想を下回りましたが、さすがに、昨年末からマイナスが続いてきただけに、ここにきて少しですが反発してきました。
それでも、大きく落ち込んだ第1四半期(1月~3月)のGDP速報値を上方修正するような内容ではありませんでした。
また、第1四半期の雇用コスト指数が、前年同期期比2.6%上昇と、昨年第4四半期は2.2%から大幅な上昇をみせていますが、FRBのインフレターゲットの物価上昇率2%に戻るのに必要とされる3%の水準はなお下回っています。3月の個人所得もプラスマイナスゼロで増加していません。
大きかったのは、失業保険申請件数の大幅な減少だと思います。
3月の雇用統計が壊滅的な数字だったので、平均への回帰の自律反発で4月は改善がみられます。
雇用統計のサンプル週にあたる前回の米新規失業保険申請件数は、市場予想を上回る増加でしたが、4週平均自体は低下しています。そして、今回、失業保険申請数が大幅に減少したことで、4月の雇用統計への警戒感がでたのだと思います。
雇用統計は、景気を測る指標としての重要性が低下しているというのはここで何度も指摘してきましたが、投機筋のパーティーツールとしての破壊力はまだまだ高いものがあります。
本来なら雇用統計は、個人消費、ひいては、GDP改善のための前提ですが、いまでは、個人消費やGDP以上に市場では重視されています。雇用統計に注目を集めさせるほうが、FRBが市場操作をしやすいからです。
月末ということ、翌日、欧州や中華圏の市場が休日なこと、日本もGWに突入していることなどから、閑散期を狙った仕掛けだったと思います。
それで、ドル相場は復活、金などメタルは総崩れ状態でした。金利上昇で株も売られました。
GSなどのユダヤ系投機筋は、意地でもドルを釣り上げたいようです。
今後も景気指標しだいで、上や下に大きく動く、ボラの高い相場が続きそうです。


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[ 2015/05/01 11:49 ] 市況 | TB(0) | CM(0)
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