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上海株急落


中国本土株式市場が急落しています。
6%を超える下落幅です。
とはいってもこのところ上げ続けてきたので3日分の上昇分を失ったにとどまります。
もっとも、この下げ幅は大きく、このあと調整が長引くおそれがあります。
もっとも中国株のバブルは、アメリカや日本、欧州などの先進国株式市場、フィリピンやインドなどの反米ではない新興国の株式市場のバブルと違って、まだ相場が若いのでまだまだ続くと思われます。さらに大きく崩れてきたら、金融政策で底抜けを防いでくるでしょう。
世界同時不況を防ぐのは中国の金融政策
早速、新華社通信からは、国内投資家にパニックにならないようにとアナウンスがでているようです。
中国もアメリカと同様に、金融政策は、結局、株式市場次第(経済指標次第というのは建前)ということになりつつあるようです。
中国株上昇で一番、利益を得ているのは、一番の株主である中国政府です。
また、金銭的利益の面だけでなく、支持率の維持の恩恵も受けています。日本やアメリカ株式市場と違って、中国ではその取引の大半は個人投資家がおこなっており、そのため、個人投資家(若者が多い)が株高の利益を享受しています。
支持率のための株価対策という点は、アメリカや日本と同じですが、中国や日本やアメリカと違って、中国では金融政策で切れるカードがまだまだあって余力がある点が違います。

目先では、中国株が崩れたことで、リスクオフとなり、中国株が支えていた世界の株式市場が連鎖して崩れる危険があります。
欧州や日本では通貨を切り下げることで、株価を釣り上げています。
そのリスクオンの余波を利用して、ドル高の米国株もジリジリ上がっています。
リスクオフになれば、これらがすべて巻き戻すことになると思います(ただし、円は以前と違い、リスクオフでも円高にならず売られ続けるリスクがあります)。
FRBもバブルで膨らんだNY株式市場がソフトランディングではなく、クラッシュするようなことになれば、利上げは不可能になるでしょう。利上げは指標次第ではなく、市場次第です。
FRBとしては、QE1~QE3が成功だったという証明のためにも、強い米経済を誇示するためにも、QE4の前にできるだけドルを高くしておきたためにも、せめて1回だけは利上げしたいところですが、それも厳しくなります。
そうなればFRBは信用力を失い、アナウンスメントによる市場のコントロール能力を失います。議長などの要人がどんな発言をしても、市場はもはや反応しなくなります。
そうなれば、官製相場は崩れ、市場はファンダメンタルズの影響を受けるようになります。
結果、ドルや円は売られ、株も売られます。


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[ 2015/05/28 20:51 ] 市況 | TB(0) | CM(0)
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