FC2ブログ

BullionVault

メルトダウンする金融市場


グローバル化による規制緩和によって世界の資本市場、金融市場はひとつになっています。
中国株が暴落してメシウマのアメリカや日本人も他人ごとではありません。
リーマン・ショック後の世界経済を支えたのは中国のバブルです。
これがはじければ、アメリカや日本や欧州のバブルも終わりで、世界同時不況に逆戻りです。
中国のPKOはほとんど効果がありませんでした。
私はこのPKOが強力なのを信じていたほうなので驚きです。
今でもGSは中国株式市場の強気のターゲットを変更していませんが、大多数の投資家は中国市場への信用をこれで失いました。
トップダウンの管理社会資本主義の最強のPKOが効きませんでした。これが効かないのなら、日本の日銀&ゆうびん&年金買いや、アメリカの自社株買い程度のPKOでは水鉄砲みたいなもので暴落になすすべもないでしょう。
私が少額買っていた中国ETFは逃げることができましたが、逃げ遅れた人もたくさんいると思います。
中国の投資家は、金や日本やアメリカの株も買っていましたから、追証のマネー捻出するため、これらも換金売りされます。
ギリシャ問題も金融市場を不安定にしています。
ギリシャ離脱の可能性は低いと思いますが、ギリシャがユーロ圏を離脱した場合、副作用として将来、世界で企業の合併・買収(M&A)最大1兆4000億ドル(約170兆円)相当が消え去る可能性があるとの見方が、法律事務所ベーカー・アンド・マッケンジーの調査で示されたそうです。
アメリカの企業は本業の成長が鈍化しているので、金融のマネーゲームで業績をよくみせてきました。
アメリカの株価のPERは実際はもっと高く、バリエーションは超割高なはずです。
資本所得でえた利益をさらに、資本家に還元すべく自社株買いをして、一株利益を上げ、株価をあげていたのも粉飾のようなものです。
これも金融市場がメルトダウンすればぜんぶダメになります。
こういうときにこそ買われることが期待される金ですが、ダメです。
ユーロはギリシャ問題がどっちにこけても結局はファンダメンタルズからみて上げるでしょう。
リスクオフになればドルは売られます。
米国債も買われ、金利が低下して、ドルもそれほど強くないのに金は売られています。
非鉄、鉄が暴落して、同じ貴金属である工業用メタルのプラチナの暴落に引っ張られていると思います。
金は今は通貨としての側面よりも、コモディティとしての側面が意識されているようです。
中国投資家の追証のための換金売り、株式の買い持ち高のヘッジ目的の空売り、あるいは、コモディティギリシャの資金捻出のための準備金の売りという思惑があるのかもしれません。
もっとも過去の例でいえば、金融市場崩壊の初動で金も連れ安しますが、落ち着けば一番最初にV字回復するのが金です。
また、株価などの暴落の下げがきついときも、金は下げ渋ります。
株価など非物質資産の価格評価の規準はPERやPBRなど恣意的なものしかなく、落ちるときは底なしですが、金などの物理的資産の場合は産金コストというあきらかな参照点があります。
それより下に押すのは限られていると思います。
このまま金融市場が崩れれば、リーマンショックのときに帳簿外に飛ばした巨額の不良債権が改めて意識されます。
日本のバブル崩壊も年数がたってから時限爆弾のように金融を破壊して銀行危機が発生しました。
アメリカの金融企業はその処理が日本とちがって終わっていません。
株価はリーマンの底値のサポートラインを突破されると底なしになる恐れがあります。
そうなれなればQE4のPKOも全く効かないでしょう。


にほんブログ村 経済ブログへ
にほんブログ村

社会・経済 ブログランキングへ
[ 2015/07/08 15:22 ] 市況 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

リンク
カウンター
相互RSS
検索フォーム
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブロとも申請フォーム
QRコード
QR


ロキソニン