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緩やかに減速する米景気


6月の米鉱工業生産改定値、0.2%増に下方修正=FRB年次改定
FRBが鉱工業生産と設備稼働率を下方修正してきました。
過去にさかのぼっての下方修正です。
これによって米景気が緩やかに回復しているので利上げが近いという虚偽の事実を刷り込まれていた市場が現実を直視していっせいにリスクオフになっているようです。また、黒田総裁が当面は追加緩和がないと発言したことが伝わったことも、金融緩和だのみの今のパンパンに膨らんだバブル市場にダメージを与えたようです。今の円安は内需企業だけでなく輸出企業にもコスト増でダメージを与えています。そのための牽制だと思われます。もっとも、支持率が低下している安倍政権にとって、円安→株高を維持したいところです。日本経済を崩壊させた戦犯になりたくない保身に走った黒田総裁と、暴走している安倍総理の方向性の違いがここにきて目立つようになってきました。
リスクオフでドルや株が売られ、ユーロやスイスフラン、コモディティが買い戻されています。
金も多少はリバウンドしていますが、中国準備高ショックの傷は大きく、反発は限定的です。
バブルの粉飾景気によって、米国の労働市場や住宅市場は好調にみえますが、それは質を伴わず、格差を拡大させて、結局は総需要を弱めるようなものです。自動車販売も好調ですが、サブプライムローンによるもので持続性がなく、そもそも、自動車販売が個人消費に占める割合はそれほど大きくありません。
肝心の鉱工業生産、設備投資、小売、貿易などの指標は緩やかに悪化しています。いまは緩やかですが、いずれ閾値を超えれえば、急速に悪化し、リセッション入りする可能性があります。いまのところ、中長期的にアメリカの成長が加速する材料は見当たりません。
サービス業の生産性を無理に上げようとすれば労働参加率が下がるだけです。成熟した先進国が衰える成長をソフトランディングさせるには製造業の活性化によって新興国市場に活路を見出すしかありません。


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[ 2015/07/22 01:20 ] 経済全般 | TB(0) | CM(1)
リセット
US次のサブプライム=奨学金・自動車・シエールガス!
日本・欧州・アメリカ金融=核爆弾***
[ 2015/07/22 12:59 ] [ 編集 ]
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