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日経平均バブル崩壊前夜


中国株の急落に始まった世界同時株安ですが、バブルの本丸であるアメリカ株や日本株の下げはいまのところは軽微です。
長い間、バブルの延長戦が続いてきましたから、この程度の下げならまだまだ切り返せると思います。
もっとも下げの第二エンジンが点火して、さらに下げが加速し、第三エンジンまでブーストして下げのスピードで-5%を連発するぐらいになれば、上昇トレンドは終了でしょう。
そうなると、日米ともにリーマンのときの二番底を試す展開になります。
中国市場が休みのタイミングを狙って、投機筋はユーロ売り、金売りを仕掛けてドルを釣り上げましたが、株を再上昇させることには失敗しています。
GSがユーロのパリティ割れの予想を再度、強調し、そのあと、連携して、ドルの番人であるドラギが追加緩和を示唆してユーロを切り下げましたが、提灯がつかず、だめでした。
中国市場が休みなので、欧米の投機筋はアメリカ株や日本株のヘッジで中国株を売ることができないのか日本株が売られています。
GSなども先物で大きく売っているようです。
ここにきて、日銀砲の弾切れ観測も噂されています。このところの地合を支えるために乱発したので、あとは一週間に一発ぐらいしか撃てないそうです。
そうなると日銀は追加緩和したいところですが、今の円安は内需企業だけでなく輸出企業にもダメージを与え始めています。結局、海外の工場の売上げのぶんの為替益で帳簿上、輸出企業の業績は好調のようにみえますが、原材料や部品の輸入額もあがっているので国内工場はボロボロです。
主力である自動車生産は、7月、前年比5.9%減でした。13カ月連続減少になっています。

日経平均やダウが本格的に下げ始めると、上海総合以上に大きく下げることになると思います。
山高ければ谷深しです。
FRBも難しい立ち位置にいるようです。
FRBが政策決定するにあたっては、世界全体の利益など当然に考えていません。それは過去の歴史でのジャイアンのようなふるまいをみればわかるでしょう。
かといって、米国のメインストリートの利益や国民の利益を尊重しているわけでもありません。それらはあくまで手段にすぎません。
結局、FRBはウォール街しかみていません。ユダヤ資本家を中心とした資本家の利益(アメリカ国籍の有無を問わない)を最優先しています。株主だから当然ですが。
よって、FRBがもっとも重視する指標は米国のマクロ指標ではなく、市場です。
株が危ないと判断すれば、マクロ指標を粉飾して発表し,それに合わせて金融政策を行っているようにみえます。
粉飾したマクロ指標はあとで、こっそり改定値で修正されます。
今日の雇用統計の数字をみれば、FRBが9月利上げをするつもりか、いなかがわかると思います。
アメリカの実体経済の弱さは、いつまでもごまかしきれないので、利上げを強行するとすれば9月がラストチャンスかもしれません。
とりあえず、FRBの威信、強いアメリカ経済の誇示、ドルへの信任のために9月は利上げを強行するかもしれません。
その後、崩れた株価を、日銀やECBに追加緩和をさせることで切り返すというシナリオが考えられます。
もっとも、一度株価の下げが加速するとそれでは止められないおそれもあります。
その不安がまさった場合、雇用統計を弱く発表し、9月の利上げはなしになる可能性もあります。
しかし、利上げの先送りによって必ずしも株が買い戻されるとは限りません。
利上げの先送りによってドルが売られた場合、株が売られる可能性もあります。
それはFRBや日銀、GS、米財務省などがもっともおそれる市場の反応だと思います。


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[ 2015/09/04 20:37 ] 市況 | TB(0) | CM(0)
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