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米利上げよりも中国のドル債売り


FRBは利上げという金融政策をちらつかせるアナウンスメント効果でマーケットに口先介入して、価格をコントロールしてきました。
ファンダメンタルズ的にみて、ドルが買われる要素はありません。
構造的な財政赤字、潜在成長率の低下、貿易赤字、他の主要通貨国よりも相対的に高いインフレ率、金の国外流出。
中長期的にみれば、市場の価格発見機能により、ドルは、他の主要通貨や資源国通貨、新興国通貨に対して売られることになります。
しかし、FRBは、将来のQE4に備えて、また、目先のメッキの景気対策の株バブル維持のために、なんとかドル高に誘導しないといけません。
そのために、注目したのが金利です。金利差が為替レートの最大の決定要因であるというロジックを、マスメディアや投機筋をフル動員して市場に摺りこんできました。金利ならFRBがコントロールできるからです。そうすれば、為替も当局が、間接的にコントロールできるようになります。
利上げをちらつかせることで、利ざやを狙う短期の投機筋のマネーが大きく動きます。また、利上げをちらつかせればキャリートレードも巻き戻しもあります。結局、反対売買があってプラスマイナスゼロだとしても、投機筋が動かす為替市場のマネーは、実体経済の貿易の決済などのフローを凌駕しています。

もっとも、こういうFRBの市場操作は市場の価格発見機能を歪めるだめで長続きはしないと思います。
より、これから注目すべきもので重要なのは、中国の外貨準備売り、すなわち、ドル債売り、ドル売りです。
これによって、金利が、短期金利を中心に上昇していけば、今までのFRBの利上げアナウンスメントによる金利上昇と異なり、ドル売り要素になります。もちろん、ゼロ金利を利用した米国の株バブル、住宅バブルは終わり、リスクオフになります。そのため株式市場から債券市場にマネーが移動するため、長期金利の金利の上昇はある程度相殺されmフラット化して逆イールドになる可能性もあります。
しかし、長期金利もじょじょに上昇していくと思います。

米国債の金利上昇とドル売りがリンクするようになれば、これはリスクオフです。
アメリカを支配するユダヤ資本家陣営(アメリカ財務省、FRB、日銀、ECB、安倍、ウォール街、GS、CS、SG、バークレー、第一生命…)にとっては最悪のシナリオでしょう。
もっとも、そうなれば、やっと金も米国長期債金利との相関の鎖から解き放たれます。
中国の株バブル崩壊は、一部の富裕層の一部の資産が痛むだけで、個人消費に与える影響は軽微でしょう。富裕層の生活水準はびくともしないかすり傷程度です。企業も、米国とちがい、銀行からの融資で資金調達しているところが多いのでそれほど問題ないでしょう。
個人の株保有が多いアメリカの場合は、株バブルがはじけると逆資産効果で消費が低迷して、景気が一気に悪化します。
また、年金も株で運用しているので、地方自治体などの破綻も今後ますます増加すると思います。
中国は株バブルがはじけても、それほどダメージをうけませんが、アメリカなどは過去なんどもバブルがはじけて、そのたびに民間の債務を政府が肩代わりしてきましたから、もう後がありません。
その米国の政府の債務を肩代わりしてきたのは、高い貯蓄率があった中国や日本であります。
しかし、日本の貯蓄率は高齢化に伴いこれからマイナスになります。
中国も米国債を売り始めました。
そうなると米国債を買い支えるのはFRBしかありません。
もっとも、この先、ドル債売りとリンクしてドルがうられていけば、QE4でドルバブルが崩壊します。
そうれば、米国はハイパーインフレになる危険性に直面するでしょう。



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[ 2015/09/08 13:56 ] 市況 | TB(0) | CM(0)
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